メットライフのアリコ買収により生保市場は競争激化へ
アリコジャパンは、世界第2位の規模を持つ日本の生命保険市場で税引き前営業利益の70%を稼ぎ出しているために、メットライフは特に日本での事業拡大が望めるとしており、その他に欧州に加えて中・東欧諸国、中東、中南米などの新興国市場でも事業を拡大し、市場シェア上位5位以内に入るようです。
メットライフはアリコの買収により、2011年の1株当たり営業利益は0.12ドルの一時費用を除き、0.45─0.55ドル押し上げられると試算しており、税引き後で年間5000万─7500万ドルのコスト削減効果があるとされています。
アメリカで生保最大手のメットライフが日本を中心に事業を展開するアリコの買収によって、日本の生保市場にも本格的に進出することとなりますが、アリコの日本法人であるアリコジャパンでは今回の売却によるこれまでの保険契約への影響はないとされています。
メットライフ幹部は報道機関への電話記者会見で「アリコの日本法人を高く評価しており、その経営陣と従業員をほぼ維持するつもりだ」と述べ、メットライフは三井住友海上グループと年金保険分野で合弁会社を設立しており、日本での存在感は薄いのですがアリコ買収で日本市場に本格進出することとしています。
3月9日付の報道機関より、メットライフは企業としての規模ではアリコをしのいでいますが、海外展開には出遅れ、日本では三井住友海上火災保険との合弁会社で年金保険を手掛ける程度でした。
そして、メットライフは広告やカタログを活用した通信販売や代理店など多様な販売ルートで日本での強固な事業基盤を持つアリコジャパンを傘下に入れ、日本でのビジネスチャンスを広げようと考えているメットライフは、米国でさまざまな顧客層のニーズに応じた多様な補償内容を提案するサービスで評価を得ており、アリコの顧客基盤を組み合わせれば日本でさらなる収益拡大の余地があると期待され、日本での収益をベースにアジアで生保事業を拡大することも構想しているようだとの配信がありました。
この件について配信された記事については、下記に掲載した通りです。
メットライフ:生保市場、競争激化へ アリコ買収
(毎日新聞 2010年3月9日 20時51分)
米生保最大手、メットライフ(本社・ニューヨーク)が、米AIG傘下の生命保険会社アリコを155億ドル(約1兆4000億円)で買収することを決めた。
日本の生保業界で6位(保険料等収入ベース)に位置するアリコの営業基盤を取り込むのが狙いで、メットライフは日本市場で本格攻勢をかける足がかりを得る。
米生保の巨人の進出は日本の生保市場の競争をさらに激化させそうだ。
アリコは世界54カ国で生保事業を展開するが、保険料収入の約7割は1973年に進出した日本のアリコジャパンで稼いでいる。
メットライフは企業としての規模ではアリコをしのぐが、海外展開に出遅れ、日本では三井住友海上火災保険との合弁会社で年金保険を手掛ける程度だ。
メットライフは、広告やカタログを活用した通信販売や代理店など多様な販売ルートで日本での強固な事業基盤を持つアリコジャパンを傘下に入れ、日本でのビジネスチャンスを広げようと考えている。
メットライフは米国でさまざまな顧客層のニーズに応じた多様な補償内容を提案するサービスで評価を得ており、アリコの顧客基盤を組み合わせれば、日本でさらなる収益拡大の余地があると期待。
日本での収益をベースにアジアで生保事業を拡大することも構想しているようだ。
ただ、アリコジャパンは顧客のカード情報の流出問題で企業イメージが悪化。新規契約が落ち込むなど、厳しい経営状況が続いている。
まずはアリコブランドの信頼回復が先決で、国内の大手生保も「現時点では大きな脅威とは考えていない」(幹部)としている。
【宇都宮裕一】
(最終更新 3月9日 22時49分)
米AIGがアリコをメットライフに売却、公的資金返済へ「重要なステップ」
(マイコミジャーナル2010/03/09)
アメリカン・インターナショナル・グループ・インク(AIG)は8日、アメリカン・ライフ・インシュランス・カンパニー(アリコ)を、約155億ドルでメットライフ・インク(メットライフ)に売却することで正式契約に至ったと発表した。
アリコは1921年に設立された世界で有数の国際的な生命保険会社。
生命保険、医療・傷害保険、リタイアメント・プラニング、資産の運用方法についての商品やサービスを個人・法人に提供している。
アリコの2008年の米国保険会計上の売上は323億ドルで、税引き後の営業利益は13億ドル。
2008年12月31日時点で、アリコは890億ドルの運用資産を有している。日本支店としてアリコジャパンがある。
メットライフへの売却金額である約155億ドルの内訳は、68億ドルの現金とその残額分のメットライフの株式関連証券。
その内訳は取引完了に向けて調整される可能性がある。
売却により得られる収入のうち現金部分は、アリコに対する持分を保有するためにAIGとニューヨーク連邦準備銀行によって設立された特別目的会社(SPV)において、ニューヨーク連邦準備銀行が保有している優先的分配権を減らすために用いられる。
AIGによると、AIG取締役会の会長のハーベイ・ゴラブ氏は、「この売却はAIGが米国政府に債務を返済していく中で、非常に重要なステップ。
アリコは独自性のある国際的な生命保険会社で、今回の取引は、長期的にアリコの潜在価値をさらに高めていくためにも非常に良い組み合わせになったと考えている」とコメントしている。
アリコジャパン、メットライフ傘下で立て直しへ
(日本経済新聞3/9 11:45)
アリコの日本支店であるアリコジャパンは今後、米メットライフ傘下で事業を継続することになった。
日本で収益の6割を稼ぐアリコは、親会社のAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)の経営危機や契約者のカード情報流出問題などで業績が低迷している。
AIGから離れることで信用力は高まりそうだが、傷ついたブランドの回復が大きな課題となる。
今回の事業譲渡により、アリコジャパンは「既存の契約内容が変わることはない」としている。
年内に売却が完了した後、アリコはメットライフグループとなるが、社名の変更や事業の見直しについては未定だ。
アリコ買収でメットライフが本格参入
(読売新聞2010年3月9日 )
国内生保、競争激化へ
米政府の管理下で経営再建中の米保険大手AIGが、日本での保険事業を主力とするアリコを米生保大手メットライフに売却することが決まった。
買収後も、アリコの現在の契約は維持されると見られ、アリコの契約者への大きな影響は避けられそうだ。
一方、メットライフはアリコの厚い顧客基盤を足がかりに、日本市場での事業を本格展開する構えで、国内大手生保を巻き込んだ商品性や価格面での競争が一段と激化すると見られる。
アリコジャパンは、米アリコの日本支社として1973年、国内初の外資系生保として開業。
新聞広告やCMを活用した通信販売を軸に業績を伸ばし、国内の保険料収入(2008年度)は1兆948億円と6位に躍進した。
日本はアリコ全体の売り上げの6~7割を稼ぐ最重要の市場だ。
日本の生保市場は、少子高齢化などで高い成長性は見込めないものの、保険料収入総額が年間約35兆円に達する巨大市場。
メットライフは年金保険分野で三井住友海上グループと合弁事業を手がけてきたが、生保事業での存在感は薄い。
それだけに、知名度の高いアリコ買収の意味は大きく、買収をテコに、一気に事業拡大を進めると見られる。
米保険最大手の本格上陸に、国内大手生保も神経をとがらせている。メットライフが、アリコの顧客基盤や長年培ってきた通販のノウハウを武器に攻勢をかければ、日本の生保業界に風穴を開ける可能性もある。
ただ、メットライフも課題は多い。
米AIGの経営危機や、アリコジャパンで昨年7月に発覚した顧客情報の漏えいなどで、ブランドイメージが大きく傷ついているからだ。
メットライフが信頼回復を実現できるかが、買収の成否のカギを握りそうだ。
(関根晃次郎)
三井住友海上メットライフ生命の保険財務力格付け、引き続き「AA」 - S&P
(マイコミジャーナル2010/03/10)
スタンダード&プアーズは8日付で、米メットライフの長期格付けと、その子会社に対するほとんどの格付けについて、引き下げ方向での「クレジット・ウォッチ」を継続した。
メットライフの短期格付けは「A-2」に据え置き、「クレジット・ウォッチ」を解除した。
これらの格付けは2月3日付で、格下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定されていた。
今回の「クレジット・ウォッチ」継続は、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の子会社で、国際的に生命保険事業を展開するアメリカン・ライフ・インシュアランス(アリコ)をメットライフが買収することで、メットライフとAIGが合意したのを受けたもの。
スタンダード&プアーズでは、「買収は長期的にはメットライフの事業内容と信用力の強化に資すると考えられるものの、多大な統合リスクを伴うとともに、自己資本基盤が現格付けに見合う水準を下回る状態で実施されることになる」とみている。
三井住友海上メットライフ生命保険の保険財務力と長期カウンターパーティ格付け、両格付けのアウトルックは、引き続き「ダブルA/ネガティブ」。
同社の格付けには、親グループである三井住友海上と米メットライフの両グループによる支援が織り込まれている。
「三井住友海上メットライフ生命の信用力は最終的には、同社に51%出資(2009年12月末時点)し、同社と同じ日本市場で事業展開している三井住友海上グループの信用力に依拠する」(スタンダード&プアーズ)としている。
米国メットライフ社へアリコ株式譲渡で合意
(サーチナニュース2010/03/17(水) 15:06)
アリコジャパンの米国本店、アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(アリコ)が、米国メットライフ社による買収に合意した。
具体的には、米国東部時間の3月8日付で合意書が調印され、監督当局による承認等を前提として、今年末までにアリコの全株式のメットライフ社への譲渡を完了する予定。
AIGからメットライフ社への売却額は約155億ドル。その内訳は、68億ドルの現金とその残額分のメットライフ社の株式関連証券であるが、その内訳は取引完了に向けて調整される可能性がある。
売却により得られる収入のうち現金部分は、アリコに対する持分を保有するためにAIGとニューヨーク連邦準備銀行(NY連銀)によって設立された特別目的会社、SPVにおいてNY連銀が保有している優先的分配権を減らすために用いられる。
メットライフ社は、個人および法人向けの生命保険やその他の金融サービスを米国、中南米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域で展開する世界有数の保険グループとして、その子会社および関連会社を通じて、7,000万人以上の顧客を有する。
メットライフ社は、140年以上の歴史と米国第1位の保有契約高(2008年12月末)を誇るとともに、2010年2月1日現在でAa3(ムーディーズ)とAA-(スタンダード・アンド・プアーズ)の保険財務力格付けを取得している。
アリコがメットライフグループに加わることにより、メットライフ社は世界60か国以上でサービスを展開する有数のグローバル企業となる。
アリコジャパンは、日本の保険業法に基づき、金融庁の監督のもとで保険業務を営んでおり、このアリコ米国本店のメットライフ社への株式譲渡による契約への影響や変更は一切ない。
担当窓口やサービス体制も従来どおりとなる。
(情報提供:新日本保険新聞社)
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メットライフはアリコの買収により、2011年の1株当たり営業利益は0.12ドルの一時費用を除き、0.45─0.55ドル押し上げられると試算しており、税引き後で年間5000万─7500万ドルのコスト削減効果があるとされています。
アメリカで生保最大手のメットライフが日本を中心に事業を展開するアリコの買収によって、日本の生保市場にも本格的に進出することとなりますが、アリコの日本法人であるアリコジャパンでは今回の売却によるこれまでの保険契約への影響はないとされています。
メットライフ幹部は報道機関への電話記者会見で「アリコの日本法人を高く評価しており、その経営陣と従業員をほぼ維持するつもりだ」と述べ、メットライフは三井住友海上グループと年金保険分野で合弁会社を設立しており、日本での存在感は薄いのですがアリコ買収で日本市場に本格進出することとしています。
3月9日付の報道機関より、メットライフは企業としての規模ではアリコをしのいでいますが、海外展開には出遅れ、日本では三井住友海上火災保険との合弁会社で年金保険を手掛ける程度でした。
そして、メットライフは広告やカタログを活用した通信販売や代理店など多様な販売ルートで日本での強固な事業基盤を持つアリコジャパンを傘下に入れ、日本でのビジネスチャンスを広げようと考えているメットライフは、米国でさまざまな顧客層のニーズに応じた多様な補償内容を提案するサービスで評価を得ており、アリコの顧客基盤を組み合わせれば日本でさらなる収益拡大の余地があると期待され、日本での収益をベースにアジアで生保事業を拡大することも構想しているようだとの配信がありました。
この件について配信された記事については、下記に掲載した通りです。
メットライフ:生保市場、競争激化へ アリコ買収
(毎日新聞 2010年3月9日 20時51分)
米生保最大手、メットライフ(本社・ニューヨーク)が、米AIG傘下の生命保険会社アリコを155億ドル(約1兆4000億円)で買収することを決めた。
日本の生保業界で6位(保険料等収入ベース)に位置するアリコの営業基盤を取り込むのが狙いで、メットライフは日本市場で本格攻勢をかける足がかりを得る。
米生保の巨人の進出は日本の生保市場の競争をさらに激化させそうだ。
アリコは世界54カ国で生保事業を展開するが、保険料収入の約7割は1973年に進出した日本のアリコジャパンで稼いでいる。
メットライフは企業としての規模ではアリコをしのぐが、海外展開に出遅れ、日本では三井住友海上火災保険との合弁会社で年金保険を手掛ける程度だ。
メットライフは、広告やカタログを活用した通信販売や代理店など多様な販売ルートで日本での強固な事業基盤を持つアリコジャパンを傘下に入れ、日本でのビジネスチャンスを広げようと考えている。
メットライフは米国でさまざまな顧客層のニーズに応じた多様な補償内容を提案するサービスで評価を得ており、アリコの顧客基盤を組み合わせれば、日本でさらなる収益拡大の余地があると期待。
日本での収益をベースにアジアで生保事業を拡大することも構想しているようだ。
ただ、アリコジャパンは顧客のカード情報の流出問題で企業イメージが悪化。新規契約が落ち込むなど、厳しい経営状況が続いている。
まずはアリコブランドの信頼回復が先決で、国内の大手生保も「現時点では大きな脅威とは考えていない」(幹部)としている。
【宇都宮裕一】
(最終更新 3月9日 22時49分)
米AIGがアリコをメットライフに売却、公的資金返済へ「重要なステップ」
(マイコミジャーナル2010/03/09)
アメリカン・インターナショナル・グループ・インク(AIG)は8日、アメリカン・ライフ・インシュランス・カンパニー(アリコ)を、約155億ドルでメットライフ・インク(メットライフ)に売却することで正式契約に至ったと発表した。
アリコは1921年に設立された世界で有数の国際的な生命保険会社。
生命保険、医療・傷害保険、リタイアメント・プラニング、資産の運用方法についての商品やサービスを個人・法人に提供している。
アリコの2008年の米国保険会計上の売上は323億ドルで、税引き後の営業利益は13億ドル。
2008年12月31日時点で、アリコは890億ドルの運用資産を有している。日本支店としてアリコジャパンがある。
メットライフへの売却金額である約155億ドルの内訳は、68億ドルの現金とその残額分のメットライフの株式関連証券。
その内訳は取引完了に向けて調整される可能性がある。
売却により得られる収入のうち現金部分は、アリコに対する持分を保有するためにAIGとニューヨーク連邦準備銀行によって設立された特別目的会社(SPV)において、ニューヨーク連邦準備銀行が保有している優先的分配権を減らすために用いられる。
AIGによると、AIG取締役会の会長のハーベイ・ゴラブ氏は、「この売却はAIGが米国政府に債務を返済していく中で、非常に重要なステップ。
アリコは独自性のある国際的な生命保険会社で、今回の取引は、長期的にアリコの潜在価値をさらに高めていくためにも非常に良い組み合わせになったと考えている」とコメントしている。
アリコジャパン、メットライフ傘下で立て直しへ
(日本経済新聞3/9 11:45)
アリコの日本支店であるアリコジャパンは今後、米メットライフ傘下で事業を継続することになった。
日本で収益の6割を稼ぐアリコは、親会社のAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)の経営危機や契約者のカード情報流出問題などで業績が低迷している。
AIGから離れることで信用力は高まりそうだが、傷ついたブランドの回復が大きな課題となる。
今回の事業譲渡により、アリコジャパンは「既存の契約内容が変わることはない」としている。
年内に売却が完了した後、アリコはメットライフグループとなるが、社名の変更や事業の見直しについては未定だ。
アリコ買収でメットライフが本格参入
(読売新聞2010年3月9日 )
国内生保、競争激化へ
米政府の管理下で経営再建中の米保険大手AIGが、日本での保険事業を主力とするアリコを米生保大手メットライフに売却することが決まった。
買収後も、アリコの現在の契約は維持されると見られ、アリコの契約者への大きな影響は避けられそうだ。
一方、メットライフはアリコの厚い顧客基盤を足がかりに、日本市場での事業を本格展開する構えで、国内大手生保を巻き込んだ商品性や価格面での競争が一段と激化すると見られる。
アリコジャパンは、米アリコの日本支社として1973年、国内初の外資系生保として開業。
新聞広告やCMを活用した通信販売を軸に業績を伸ばし、国内の保険料収入(2008年度)は1兆948億円と6位に躍進した。
日本はアリコ全体の売り上げの6~7割を稼ぐ最重要の市場だ。
日本の生保市場は、少子高齢化などで高い成長性は見込めないものの、保険料収入総額が年間約35兆円に達する巨大市場。
メットライフは年金保険分野で三井住友海上グループと合弁事業を手がけてきたが、生保事業での存在感は薄い。
それだけに、知名度の高いアリコ買収の意味は大きく、買収をテコに、一気に事業拡大を進めると見られる。
米保険最大手の本格上陸に、国内大手生保も神経をとがらせている。メットライフが、アリコの顧客基盤や長年培ってきた通販のノウハウを武器に攻勢をかければ、日本の生保業界に風穴を開ける可能性もある。
ただ、メットライフも課題は多い。
米AIGの経営危機や、アリコジャパンで昨年7月に発覚した顧客情報の漏えいなどで、ブランドイメージが大きく傷ついているからだ。
メットライフが信頼回復を実現できるかが、買収の成否のカギを握りそうだ。
(関根晃次郎)
三井住友海上メットライフ生命の保険財務力格付け、引き続き「AA」 - S&P
(マイコミジャーナル2010/03/10)
スタンダード&プアーズは8日付で、米メットライフの長期格付けと、その子会社に対するほとんどの格付けについて、引き下げ方向での「クレジット・ウォッチ」を継続した。
メットライフの短期格付けは「A-2」に据え置き、「クレジット・ウォッチ」を解除した。
これらの格付けは2月3日付で、格下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定されていた。
今回の「クレジット・ウォッチ」継続は、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の子会社で、国際的に生命保険事業を展開するアメリカン・ライフ・インシュアランス(アリコ)をメットライフが買収することで、メットライフとAIGが合意したのを受けたもの。
スタンダード&プアーズでは、「買収は長期的にはメットライフの事業内容と信用力の強化に資すると考えられるものの、多大な統合リスクを伴うとともに、自己資本基盤が現格付けに見合う水準を下回る状態で実施されることになる」とみている。
三井住友海上メットライフ生命保険の保険財務力と長期カウンターパーティ格付け、両格付けのアウトルックは、引き続き「ダブルA/ネガティブ」。
同社の格付けには、親グループである三井住友海上と米メットライフの両グループによる支援が織り込まれている。
「三井住友海上メットライフ生命の信用力は最終的には、同社に51%出資(2009年12月末時点)し、同社と同じ日本市場で事業展開している三井住友海上グループの信用力に依拠する」(スタンダード&プアーズ)としている。
米国メットライフ社へアリコ株式譲渡で合意
(サーチナニュース2010/03/17(水) 15:06)
アリコジャパンの米国本店、アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(アリコ)が、米国メットライフ社による買収に合意した。
具体的には、米国東部時間の3月8日付で合意書が調印され、監督当局による承認等を前提として、今年末までにアリコの全株式のメットライフ社への譲渡を完了する予定。
AIGからメットライフ社への売却額は約155億ドル。その内訳は、68億ドルの現金とその残額分のメットライフ社の株式関連証券であるが、その内訳は取引完了に向けて調整される可能性がある。
売却により得られる収入のうち現金部分は、アリコに対する持分を保有するためにAIGとニューヨーク連邦準備銀行(NY連銀)によって設立された特別目的会社、SPVにおいてNY連銀が保有している優先的分配権を減らすために用いられる。
メットライフ社は、個人および法人向けの生命保険やその他の金融サービスを米国、中南米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域で展開する世界有数の保険グループとして、その子会社および関連会社を通じて、7,000万人以上の顧客を有する。
メットライフ社は、140年以上の歴史と米国第1位の保有契約高(2008年12月末)を誇るとともに、2010年2月1日現在でAa3(ムーディーズ)とAA-(スタンダード・アンド・プアーズ)の保険財務力格付けを取得している。
アリコがメットライフグループに加わることにより、メットライフ社は世界60か国以上でサービスを展開する有数のグローバル企業となる。
アリコジャパンは、日本の保険業法に基づき、金融庁の監督のもとで保険業務を営んでおり、このアリコ米国本店のメットライフ社への株式譲渡による契約への影響や変更は一切ない。
担当窓口やサービス体制も従来どおりとなる。
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図解も多くわかりやす ...
この記事へのコメント
乗合でも専業でも評判良くて商品構成がよければいいですね
いつも一番コメントをありがとうございます。
うん~、そうですねぇ。
競争は今始まったばかりで、これからどうなって行くかと云うところでしょうか。
暫くは正視をして行きたいと思っています。