AIGが生保掛け金のキャッシュフローによる返済計画撤回
昨年末、米株式市場午後の取引で保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が15%超下落し、損害保険部門の積立金が不足する恐れがあるとアナリストが指摘していましたが、CNBCからバーンスタイン・リサーチが、AIGの損害保険部門が2010年に110億ドル相当の積立金不足に陥る可能性があると予想し、不足分の多くは同部門が引き受けた労働者災害補償・一般的な賠償責任補償・専門職業賠償の3事業で発生する公算が大きいとしており、バーンスタインはAIGの目標株価を20ドルから12ドルに引き下げたことをBlogにて紹介をしました。
そして、これについてはAIGの広報担当者はアナリストの発表に対してコメントしないと述べていました。
2月27日付の報道各紙より、米政府の救済を受けた保険会社アメリカン・インターナショナル・グループでは従業員数が昨年2万人減少したのですが、これは赤字に陥っている事業を縮小し、黒字の部門を売却したことが影響したためで、AIGが26日に発表した年次報告書によると昨年12月末時点の従業員は約9万6000人で、1年前と比べ17%減ったとの配信がありました。
また、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループと当局は、ニューヨーク連銀に対するAIGの85億ドルの公的資金返済に生保掛け金のキャッシュフローを利用するとしていた従来の計画を撤回したことを関係者が明らかにし、過去1年間で市場が回復し、AIGの返済能力が高まったとの見方が背景にあるとのことです。
この件に関して関係者によると、AIGは保険事業収入や資産売却で得た現金を用いるなど別の手段で85億ドルの返済が可能とみているそうです。
この件について配信された記事については、下記に掲載した通りです。
米AIGの従業員、2009年に2万人減少-部門売却や人員削減などで
(ブルームバーグ2010/02/27 15:09 JST)
2月26日(ブルームバーグ):米政府の救済を受けた保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の従業員数は昨年、2万人減少した。
赤字に陥っている事業を縮小し、黒字の部門を売却したことが影響した。
AIGが26日発表した年次報告書によると、昨年12月末時点の従業員は約9万6000人で、1年前と比べ17%減った。
総額1823億ドルの公的支援を受けたAIGは、米自動車保険を含む20以上の部門と、再保険会社トランスアトランティック・ホールディングスの過半数株式を売却。
消費者金融部門であるアメリカン・ジェネラル・ファイナンスは2009年に1000人余りを削減した。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 山口裕子 Yuko Yamaguchi yuyamaguchi@bloomberg.net Editor: Eijiro Ueno
記事に関する記者への問い合わせ先:Hugh Son in New York at hson1@bloomberg.net
更新日時: 2010/02/27 15:09 JST
米AIG、3四半期ぶり赤字転落 09年10~12月期
(47NEWS2010/02/27 01:04 【共同通信】)
【ニューヨーク共同】米政府の管理下で経営再建中の保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が26日発表した2009年10~12月期決算は、88億7300万ドル(約7900億円)の純損失で、3四半期ぶりに赤字に転落した。
前年同期の616億5900万ドルの純損失からは大幅に圧縮されたが、金融危機で破綻状態に陥った同社の経営は依然、厳しい状況にある。
米連邦準備制度理事会(FRB)からの借入金圧縮のために実施した傘下の生保事業「アリコ」などの資産分離に関する処理で、約49億ドルの損失を計上したことが響いた。
AIGは同日、米証券取引委員会(SEC)への報告で、同社の経営が公的資金に依存している状態で、状況によっては米金融当局による「一段の支援が必要となるかもしれない」とした。
09年通年では109億4900万ドルの純損失だった。
前年は992億8900万ドルの純損失。
米AIG、2年連続で赤字 純損失9760億円
(デイリースポーツ 2010年2月27日)
【ニューヨーク共同】米政府の管理下で経営再建中の米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が26日発表した2009年12月期決算は、109億4900万ドル(約9760億円)の純損失を計上、2年連続で赤字となった。
前年は992億8900万ドルの純損失で、赤字額は大幅に縮小したが、金融危機で破綻状態に陥った同社の経営は依然、厳しい状況にある。
同時に発表した09年10~12月期決算は、88億7300万ドルの純損失で、3四半期ぶりに赤字に転落した。
債券の償還に伴う損失などが膨らんだ。
前年同期は616億5900万ドルの純損失だった。
AIG:3四半期ぶりに赤字転落
(毎日新聞 2010年2月27日 東京朝刊)
【ワシントン斉藤信宏】米政府などの公的管理下で再建中の米保険大手AIGが26日発表した09年10~12月期決算は純損失が88億7000万ドル(約7900億円)となり、09年1~3月期以来、3四半期ぶりに赤字に転落した。
前年同期は661億6000万ドルの巨額赤字を計上していた。
公的支援返済に向け、保険子会社の経営分離を進めたことによる費用が膨らんだ。
米AIGの09年10~12月、再び赤字に 3四半期ぶり
(日本経済新聞2010年2月27日07:00)
【ニューヨーク=米州総局】米政府の支援を受けて経営再建中のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が26日発表した2009年10~12月期決算は、最終損益が88億7300万ドル(約7900億円)の赤字(前年同期は616億5900万ドルの赤字)だった。
前年同期比では赤字幅を大きく縮小したものの、3四半期ぶりに再び赤字となった。
公的資金の一部返済などに絡み62億ドルを費用計上したことなどが響いた。
09年通期の最終損益は109億4900万ドルの赤字だった。優先株配当などを除いた普通株ベースでは122億4400万ドルの赤字。
10~12月期決算を業務別にみると、生命保険部門や金融サービス部門が黒字を確保。
損害保険部門は保険金支払いに備えた引当金の積み増しが響いて赤字となった。
(07:00)
米AIG、政府の追加支援求める可能性を示唆
(ロイター2010年 02月 27日 09:34 JST)
[ニューヨーク 26日 ロイター] 米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)が26日発表した第4・四半期決算は、損失引当金や公的資金返済に関連した負担が業績を圧迫し、純損益は89億ドルの赤字となった。
また、米証券取引委員会(SEC)への報告書で、政府の追加支援が必要となる可能性を示唆した。
支援がなければ「将来的にAIGが継続企業として存続する能力に対する多大な疑念が残る可能性がある」と指摘した。
調整済みの損益は72億ドル(1株当たり53.23ドル)の赤字。前年同期は385億ドル(同287.69ドル)の赤字だった。
アナリストの1株損益予想は3.94ドルの損失。トムソン・ロイター・エスティメーツによると、予想の数字と業績内容が比較可能であるかは現時点で分かっていない。
純損益にはニューヨーク連銀に対する公的資金返済に関連した費用62億ドルのほか、台湾子会社の南山人寿保険の売却に関連した28億ドル、商業向け保険積立金の積み増し23億ドルなどの費用が含まれる。
ロバート・ベンモッシュ最高経営責任者(CEO)は録音されたメッセージで「われわれはどう考えてもいまだ危機を脱していないが、内容は1年前と比べて大幅な改善を示している」と述べた。
また、将来的に事業規模の縮小を想定しているとし、国際的な損害保険事業と米国での生命保険および年金事業が中核になるとの見方を示した。
米AIGの10-12月:純損失88.7億ドル、公的資金返済響く(Update1)
(ブルームバーグ2010/02/26 23:12 JST)
2月26日(ブルームバーグ):米政府の救済を受けた保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の2009年10-12月(第4四半期)決算は、純損益が赤字となった。
公的資金返済と商業向け保険準備金の積み増しに関連した費用が響いた。
26日の規制当局への届け出によると、純損失は88億7000万ドル(1株当たり65.51ドル)だった。
前年同期は米企業史上最悪となる617億ドル(株式統合調整後で1株当たり458.99ドル)の赤字を計上していた。
一部の投資収益を除いた調整後の1株当たり損失は53.23ドル。
ブルームバーグがまとめたアナリスト3人の予想平均では1株当たり3.94ドルの赤字が見込まれていた。
AIGは10-12月期に、米連邦準備制度理事会(FRB)からの融資の返済などで67億ドルを税引き後費用として計上した。
準備金積み上げのコストは18億ドル。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:ロンドン 藤森英明 Hideharu Fujimori hfujimori@bloomberg.net Editor: Akiyo Kinoshita
アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita
記事についての記者への問い合わせ先:Hugh Son in New York at hson1@bloomberg.netjnorton@bloomberg.net
更新日時: 2010/02/26 23:12 JST
AIG、生保掛け金のキャッシュフローによる返済計画撤回
(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版2010年 2月 26日 18:44 JST )
米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)と当局は、ニューヨーク連銀に対するAIGの85億ドルの公的資金返済に生保掛け金のキャッシュフローを利用するとしていた従来の計画を撤回した。関係者が明らかにした。
過去1年間で市場が回復し、AIGの返済能力が高まったとの見方が背景にある。
関係者によると、AIGは保険事業収入や資産売却で得た現金を用いるなど、別の手段で85億ドルの返済が可能とみている。
また、米財務省とニューヨーク連銀がAIGに2度目の救済措置を講じた2009年3月に同社と当局が想定した価格よりも高く資産を売却できるとの期待も高まっている。
AIGは08年9月に最初の救済を受けた。
米政府から資本注入を受けた企業の多くが資金を返済するなか、AIGも返済を始めるよう圧力を受けている。
最近は楽観的な見方も出ているが、AIGにとって債務の返済は容易ではない。
2月24日時点でAIGのニューヨーク連銀に対する債務は、回転信用枠の253億ドル。
同社が返済義務を負う公的資金の総額は900億ドルを超える。
アナリストによると、AIGは、傘下のアメリカン・ライフ・インシュアランスを米メットライフに150億ドルで売却する契約に向け、現在詰めの作業を行っている。
また、別の外国事業の新規株式公開(IPO)を準備しており、数カ月内に100億~200億ドルを調達できるとみられている。
外国の生保事業売却で得た資金の大半は、ニューヨーク連銀への返済に充てられる予定だ。
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そして、これについてはAIGの広報担当者はアナリストの発表に対してコメントしないと述べていました。
2月27日付の報道各紙より、米政府の救済を受けた保険会社アメリカン・インターナショナル・グループでは従業員数が昨年2万人減少したのですが、これは赤字に陥っている事業を縮小し、黒字の部門を売却したことが影響したためで、AIGが26日に発表した年次報告書によると昨年12月末時点の従業員は約9万6000人で、1年前と比べ17%減ったとの配信がありました。
また、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループと当局は、ニューヨーク連銀に対するAIGの85億ドルの公的資金返済に生保掛け金のキャッシュフローを利用するとしていた従来の計画を撤回したことを関係者が明らかにし、過去1年間で市場が回復し、AIGの返済能力が高まったとの見方が背景にあるとのことです。
この件に関して関係者によると、AIGは保険事業収入や資産売却で得た現金を用いるなど別の手段で85億ドルの返済が可能とみているそうです。
この件について配信された記事については、下記に掲載した通りです。
米AIGの従業員、2009年に2万人減少-部門売却や人員削減などで
(ブルームバーグ2010/02/27 15:09 JST)
2月26日(ブルームバーグ):米政府の救済を受けた保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の従業員数は昨年、2万人減少した。
赤字に陥っている事業を縮小し、黒字の部門を売却したことが影響した。
AIGが26日発表した年次報告書によると、昨年12月末時点の従業員は約9万6000人で、1年前と比べ17%減った。
総額1823億ドルの公的支援を受けたAIGは、米自動車保険を含む20以上の部門と、再保険会社トランスアトランティック・ホールディングスの過半数株式を売却。
消費者金融部門であるアメリカン・ジェネラル・ファイナンスは2009年に1000人余りを削減した。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 山口裕子 Yuko Yamaguchi yuyamaguchi@bloomberg.net Editor: Eijiro Ueno
記事に関する記者への問い合わせ先:Hugh Son in New York at hson1@bloomberg.net
更新日時: 2010/02/27 15:09 JST
米AIG、3四半期ぶり赤字転落 09年10~12月期
(47NEWS2010/02/27 01:04 【共同通信】)
【ニューヨーク共同】米政府の管理下で経営再建中の保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が26日発表した2009年10~12月期決算は、88億7300万ドル(約7900億円)の純損失で、3四半期ぶりに赤字に転落した。
前年同期の616億5900万ドルの純損失からは大幅に圧縮されたが、金融危機で破綻状態に陥った同社の経営は依然、厳しい状況にある。
米連邦準備制度理事会(FRB)からの借入金圧縮のために実施した傘下の生保事業「アリコ」などの資産分離に関する処理で、約49億ドルの損失を計上したことが響いた。
AIGは同日、米証券取引委員会(SEC)への報告で、同社の経営が公的資金に依存している状態で、状況によっては米金融当局による「一段の支援が必要となるかもしれない」とした。
09年通年では109億4900万ドルの純損失だった。
前年は992億8900万ドルの純損失。
米AIG、2年連続で赤字 純損失9760億円
(デイリースポーツ 2010年2月27日)
【ニューヨーク共同】米政府の管理下で経営再建中の米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が26日発表した2009年12月期決算は、109億4900万ドル(約9760億円)の純損失を計上、2年連続で赤字となった。
前年は992億8900万ドルの純損失で、赤字額は大幅に縮小したが、金融危機で破綻状態に陥った同社の経営は依然、厳しい状況にある。
同時に発表した09年10~12月期決算は、88億7300万ドルの純損失で、3四半期ぶりに赤字に転落した。
債券の償還に伴う損失などが膨らんだ。
前年同期は616億5900万ドルの純損失だった。
AIG:3四半期ぶりに赤字転落
(毎日新聞 2010年2月27日 東京朝刊)
【ワシントン斉藤信宏】米政府などの公的管理下で再建中の米保険大手AIGが26日発表した09年10~12月期決算は純損失が88億7000万ドル(約7900億円)となり、09年1~3月期以来、3四半期ぶりに赤字に転落した。
前年同期は661億6000万ドルの巨額赤字を計上していた。
公的支援返済に向け、保険子会社の経営分離を進めたことによる費用が膨らんだ。
米AIGの09年10~12月、再び赤字に 3四半期ぶり
(日本経済新聞2010年2月27日07:00)
【ニューヨーク=米州総局】米政府の支援を受けて経営再建中のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が26日発表した2009年10~12月期決算は、最終損益が88億7300万ドル(約7900億円)の赤字(前年同期は616億5900万ドルの赤字)だった。
前年同期比では赤字幅を大きく縮小したものの、3四半期ぶりに再び赤字となった。
公的資金の一部返済などに絡み62億ドルを費用計上したことなどが響いた。
09年通期の最終損益は109億4900万ドルの赤字だった。優先株配当などを除いた普通株ベースでは122億4400万ドルの赤字。
10~12月期決算を業務別にみると、生命保険部門や金融サービス部門が黒字を確保。
損害保険部門は保険金支払いに備えた引当金の積み増しが響いて赤字となった。
(07:00)
米AIG、政府の追加支援求める可能性を示唆
(ロイター2010年 02月 27日 09:34 JST)
[ニューヨーク 26日 ロイター] 米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)が26日発表した第4・四半期決算は、損失引当金や公的資金返済に関連した負担が業績を圧迫し、純損益は89億ドルの赤字となった。
また、米証券取引委員会(SEC)への報告書で、政府の追加支援が必要となる可能性を示唆した。
支援がなければ「将来的にAIGが継続企業として存続する能力に対する多大な疑念が残る可能性がある」と指摘した。
調整済みの損益は72億ドル(1株当たり53.23ドル)の赤字。前年同期は385億ドル(同287.69ドル)の赤字だった。
アナリストの1株損益予想は3.94ドルの損失。トムソン・ロイター・エスティメーツによると、予想の数字と業績内容が比較可能であるかは現時点で分かっていない。
純損益にはニューヨーク連銀に対する公的資金返済に関連した費用62億ドルのほか、台湾子会社の南山人寿保険の売却に関連した28億ドル、商業向け保険積立金の積み増し23億ドルなどの費用が含まれる。
ロバート・ベンモッシュ最高経営責任者(CEO)は録音されたメッセージで「われわれはどう考えてもいまだ危機を脱していないが、内容は1年前と比べて大幅な改善を示している」と述べた。
また、将来的に事業規模の縮小を想定しているとし、国際的な損害保険事業と米国での生命保険および年金事業が中核になるとの見方を示した。
米AIGの10-12月:純損失88.7億ドル、公的資金返済響く(Update1)
(ブルームバーグ2010/02/26 23:12 JST)
2月26日(ブルームバーグ):米政府の救済を受けた保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の2009年10-12月(第4四半期)決算は、純損益が赤字となった。
公的資金返済と商業向け保険準備金の積み増しに関連した費用が響いた。
26日の規制当局への届け出によると、純損失は88億7000万ドル(1株当たり65.51ドル)だった。
前年同期は米企業史上最悪となる617億ドル(株式統合調整後で1株当たり458.99ドル)の赤字を計上していた。
一部の投資収益を除いた調整後の1株当たり損失は53.23ドル。
ブルームバーグがまとめたアナリスト3人の予想平均では1株当たり3.94ドルの赤字が見込まれていた。
AIGは10-12月期に、米連邦準備制度理事会(FRB)からの融資の返済などで67億ドルを税引き後費用として計上した。
準備金積み上げのコストは18億ドル。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:ロンドン 藤森英明 Hideharu Fujimori hfujimori@bloomberg.net Editor: Akiyo Kinoshita
アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita
記事についての記者への問い合わせ先:Hugh Son in New York at hson1@bloomberg.netjnorton@bloomberg.net
更新日時: 2010/02/26 23:12 JST
AIG、生保掛け金のキャッシュフローによる返済計画撤回
(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版2010年 2月 26日 18:44 JST )
米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)と当局は、ニューヨーク連銀に対するAIGの85億ドルの公的資金返済に生保掛け金のキャッシュフローを利用するとしていた従来の計画を撤回した。関係者が明らかにした。
過去1年間で市場が回復し、AIGの返済能力が高まったとの見方が背景にある。
関係者によると、AIGは保険事業収入や資産売却で得た現金を用いるなど、別の手段で85億ドルの返済が可能とみている。
また、米財務省とニューヨーク連銀がAIGに2度目の救済措置を講じた2009年3月に同社と当局が想定した価格よりも高く資産を売却できるとの期待も高まっている。
AIGは08年9月に最初の救済を受けた。
米政府から資本注入を受けた企業の多くが資金を返済するなか、AIGも返済を始めるよう圧力を受けている。
最近は楽観的な見方も出ているが、AIGにとって債務の返済は容易ではない。
2月24日時点でAIGのニューヨーク連銀に対する債務は、回転信用枠の253億ドル。
同社が返済義務を負う公的資金の総額は900億ドルを超える。
アナリストによると、AIGは、傘下のアメリカン・ライフ・インシュアランスを米メットライフに150億ドルで売却する契約に向け、現在詰めの作業を行っている。
また、別の外国事業の新規株式公開(IPO)を準備しており、数カ月内に100億~200億ドルを調達できるとみられている。
外国の生保事業売却で得た資金の大半は、ニューヨーク連銀への返済に充てられる予定だ。
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